Friday, March 18, 2011

最愛の方を亡くされた皆さまへ



この度の東北関東大震災の被害に遭われた方々に
心から御見舞い申し上げます。

そして愛する人、家族、恋人を亡くされた皆さん、
これ以上ない悲しみ、絶望の淵におられると思います。

僕も数年前、世界一、宇宙一愛する人を、突然失いました。
この絶望感、苦しみは、体験した人間でなければ
絶対にわかりません。
生き地獄。
僕には本当によくわかります。
辛い思いをさせてきてしまった。
なぜ助けてあげられなかったのか。
どうしてこんなことになってしまったのか。
自分を責めに責める日々。
仮に肉親一同全てを一度に亡くしたとしても、
きっとここまで悲しまないでしょう、
それほどの悲しみ、絶望の淵の淵にいました。

一緒に死ぬことを考え、どうしたら人に迷惑を
掛けない形で死ぬことが出来るか、
その一番良い方法を考え、調べる毎日でした。
仕事においても僕の仕事環境では、決まっていたイベント、
ツアー、レコーディングをキャンセル、延期出来るような
状況ではありませんでした。
生き地獄とはまさにこのことです。
僕は今でも、当時のある日からの一定期間の
記憶がありません。

でも、そんな地獄の日々のある日ある時、
その人とのかけがえのない思い出の中から、
もしその人と今話が出来たら、その人は何を言うだろう、
今をどう思うだろう、そして何をするだろう、
どう行動するだろう、どう考えているだろう?
と、ふと思いました。
そして、その中で、様々なその人の声や絵が
浮かび上がってきました。
そしてそこから得た答えは、
僕たち人間は、誰ひとり残らず、誰でもいつか必ず死ぬ。
いつか必ずその時を迎える。
ならばその日まで、一度は一緒に死んだと同じこの命。
この一生を、志半ばで命を終えなければならなかった
愛する人の分まで、おもいきり生きて、生きて、
生き抜いて、誰に何を言われようが全く関係ない、
残りの人生を最大限有意義に使い切り、
そして最後に死んだ時に
「どう?頑張ったでしょ!」
と、胸を張ってむこうで会えるように、おもいきり
生きてやろう、そして清々しく、何の曇りも後悔も
一点もなくその日を迎えられるように、精一杯頑張ろう。
と思いました。

時に人々は、実際のあなたのその振り切った生き方、
行動に対し、人の人生を好き勝手にひやかすように
おもしろ半分にからかい、嘲笑し、知ったように中傷、
誹謗することがあるかもしれません。僕も日々受けています。
しかし、誰が何を言おうと、自分の人生です。
そして心ある人は、必ずあなたを正しい目で見てくれています。
仮にもし誰が見ていなくとも、無責任な他者に好き勝手
言われようとも、あなたの愛したその人は、
必ず、必ずあなたを見てくれています。わかってくれています。
それさえあれば、他に何がいるでしょう。

必ず会える。絶対にまた会える。
姿、形は変われど、生命、魂は永遠。
絶対にまた会える。
それを心から感じ、確信しています。
100億年以上とされる宇宙の歴史=生命の歴史の中、広大な宇宙、
無数にある生命の中から縁あって巡り会い、
強い絆で愛し、愛され、親として、子供として、
夫として、妻として、家族として結ばれた。
これがただ単に、偶然に出逢っただけなわけがない。
そしてこれが、たかだか長くても
80年前後という時間だけで全てが終わってしまうわけがない。
こんなに強い愛、縁が、絶対にそんなに簡単、単純な
ものなわけがない。もう二度と会えないわけがない。
これからも永遠、ずっと一緒に決まってる。
現に僕はまず今、それまで以上にその人といつも一緒、
遮るものは何もなくなり、ひとつになって、
今も一緒にいることを、心から実感しています。
最愛の人を失った喪失感、虚無感というものは、
少なくとも僕においては一生消えることはないでしょう。
自責の念とともに、一生背負っていかなければなりません。

でも、本当の絶望、どん底、最底辺を知った人間は、強い。
この世で怖いものなど、もう何もない。何ひとつないのです。

ここに今、こうして最低最悪、最底辺の絶望から、
なんとか生きる意味を見い出し、生きている人間がここにいます。
人生とは、生きていくということは、本当に辛いことです。
しかし、それでも頑張って生きていけば、必ずいいことがある。
実際、素晴らしいことがたくさんありました。
絶対に、絶対に笑える日がやって来るのです。
僕の汚いこの首をかけてもいい、
その証拠が、現実に、実際に、ここにいるのです。
だから絶対に全ての終わりじゃない。
そしてひとりじゃない。
ここにもひとりいます、安心して下さい。

愛する人の死から、本当にたくさんのことを学びました。
生きるとは何か。死とは何か。
命とは何か。愛とは何か。
誠実とは何か。
人を愛するとはどういうことか。

あなたの愛する人は、
きっと、それをあなたに教えてくれるために
生まれてきてくれたのです。

愛する人が、その尊い命をかけて教えてくれたこと、
その死に、その愛に、報いるためにも
最後まで一緒に
おもいきり生き抜いていこう。

絶対に大丈夫。








今回の震災に遭われて愛する人を失い、
絶望の淵にいる方々に対して、
どうかほんの少しでも生きる希望になればと思い、
何も出来ない自分に出来ることのひとつと考え、
悩みましたがお話しさせて頂くべきだと思いました。
乱文お許し下さい。

おもいきり生き抜こう。